初IVF(体外受精)やるきっかけになったのは先生と看護婦さんの一言から始まった・・・ 先生は「このまま誘発剤続けていても反応も悪いし、もう少し強く したいけどこんさんの場合は卵巣が過剰に反応するからHCGも怖くて 指示出来ないし、OHSSも怖いしね。 それに今卵巣の中の卵胞は毎月注射に刺激されて大きくなり反応が 悪くなると小さくなるって古い卵胞がずーとある状態なので、 新しい原始卵胞を育てる環境を作ると言う治療をするって目的で IVFした方が良いよ。」と勧められた。 だから最初のIVFは治療目的で、でも良い卵胞があれば受精させてET(胚移植)も 出来るからって話でした。 旦那とも話し合い、IVFをする事を先生に告げました 。 2~3ヶ月卵巣をお休みさせてからする事になりました。 珍しく薬ではなく注射で生理を起こすって事で注射してもらいました。 その時の看護婦さんが「こんさんの場合は多嚢胞だから採卵でも たくさん採れると思うから最初はお金もたいへんだけど長い目で見ると 良いんだよ。ETだけなら注射しなくて良いから身体に負担もないし・・ がんばってね」って言ってくれますますIVFをやりたいって思いました。 ついに平成14年4月に初IVFを開始。 まず生理を起こす薬を2週間処方され、飲み始めて1週間後から点鼻薬を 1日3回両鼻に点鼻する。ちなみに私が使ったのはブセレキュアでした。 薬が飲み終ってから6日目で生理が来て生理3日目から HMG(パーゴグリーン)300単位を打つ。 10日間でやっと16ミリ以上の卵胞があり、夜10時半にHCGの注射を打に 行く。(ちなみに分娩準備室でした)採卵は2日後の朝9時半から・・・ いよいよ採卵・・受け付けを済ませ腕にネームバンドを付けられる。 IVFの同意書を提出する。回復室のベットに案内されて術着に着替えて、 痛み止めの座薬をされ、点滴開始。 ストレッチャーで運ばれ(内視鏡室)て、血圧計や心電図など手術と 同じだった・・。先生が呼ばれ来る。 消毒をされて麻酔され(静脈麻酔)て眠りに付く・・・ 採卵後半で目が覚める。ぼーとしてるが針が刺されている下半身が (お腹が)痛い。 想像を絶する痛み・・何とか耐えたが目が覚めた時は片側しか採卵が 終っていなかった・・結果は採卵数は13個だった。 受精は(後で聞いた)5個でした・・少ない・・・ 先生に受精率が悪い事を指摘された。 でもグレードは1でとても良い受精卵だって言われました。(凍結前ですが) |